吉例顔見世大歌舞伎 昼の部 2006.11.25

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吉例顔見世大歌舞伎

一、伽羅先代萩 
  「花水橋」 足利頼兼…福助 
  「竹の間」「御殿」 乳人政岡…菊五郎、沖の井…三津五郎、栄御前…田之助、 
             八汐…仁左衛門 
  「床下」 仁木弾正…團十郎、荒獅子男之助…富十郎 
  「対決」「刃傷」 細川勝元仁左衛門、渡辺外記左衛門…段四郎、仁木弾正…團十郎 

二、七枚續花の姿繪 
  「源太」「願人坊主」 梶原源太/願人坊主…三津五郎 

早く起きれたので、幕見に並んで来ましたぁ。
演舞場若手でしたが、お父さん世代が集結ってところですかね。渋めでなかなかでした。

さすが千秋楽。休日とあって幕見も毎回立ち見が出てたし、大向こうさんもたくさんでかなり盛り上がっていました。


歌舞伎座では10年ぶりの通し公演ということで、ストーリーも追い易いし。
次はいつやるかわかんないよね?きっと。

伊達藩で実際に起きた騒動を題材にしているそうです。
ばればれだけど、室町時代の足利家に置き換えてあります。

イヤフォンガイド聞きながら、頑張ってお話についていきましたぁ・・・(汗汗)
オペラグラスで除いたり、筋書き読んだり忙しい。

福助さん、殿役優雅~。
菊五郎さんの政岡は優しそうな感じがします。母性を感じるっていうか、2人の子供に我慢比べさせたりするところなんか、2人ともかわいんだろうなって。本当は切ないんだけどね。
仁左衛門さん、2役ともおいし~。ずるくなーい?
前半の八汐は、ひぇっ、こわっ!!   オペラグラスで覗いてビックリ。
政岡との間にバチバチ火花がみえそうでした。
後半は細川勝元で登場。きりりとステキ。名裁きが見られます。
団十郎さんの仁木弾正のすっぽんからの登場は、席から見えず残念。
蝋燭の明かりを使ったりして、台詞はない場面だが不気味な雰囲気は伝わってくるのに~。
お声も4階まで響いていたし、お元気になられたようで安心しました。
子役の2人が好演していました。
長めの台詞も上手に言えていたし、ひもじいの我慢比べするところなんかいじらしいね。(涙)

二、七枚續花の姿繪
踊りはよく分からないんですが、あんなに軽々と踊れるものなんですね。
坊主の衣装はスケスケでしたよ。きゃ。

夜の部も見たかったなぁ。
富十郎さんのご愛息の大くん。もう7歳なのね!かなりビックリ。え~~~~~って。(@_@;)
五條橋での親子共演みたかったですよ。
この前生まれたって話題になっていたような気がしたのに・・・まだ2,3歳のはずだと。
時が経つのって早いですね・・・...( = =) トオイメ

今月は歌舞伎をたくさん見ました。