クワイエットルームにようこそ 2007.10.24

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有楽町にオープンしたばかりの「シネカノン有楽町2丁目」に行ってきました。
ちょうど着いたのがお昼時だったので、丸井周辺は人が多い、多い。
終わって3時過ぎに出ててもまだコミコミ。
最近人ごみに慣れていないので、早速退散・・・。
お店などはもうちょと落ち着いてからまたこよーっと。

[監][原][脚]松尾スズキ
[出]内田有紀 宮藤官九郎 蒼井優 りょう 妻夫木聡 大竹しのぶ 中村優子 高橋真唯 
馬渕英俚可 筒井真理子

ストーリー:28歳でバツイチの明日香は、締め切りに追われるフリーライター。同棲相手の放送作家・鉄雄とはすれ違いの日々が続き、仕事にも行き詰まった彼女は、気がつくと、クワイエットルームと呼ばれる閉鎖病棟の一室にいた。

頑張ってこのために早起きしたので眠い。3時間ちょっとしか眠れなかった・・・
いや寝たのが遅いって言うか早いって言うか朝方です。自業自得です。
夜は友人宅で色々ご馳走になり眠くなっちったので、以下思ったこと箇条書きで。
ちなみにエレベーターは混むのでエスカレーターがいいっす。
シネマのロビーは狭いし、売店も狭くて混むのでもろもろ買い込んでいったほうがベターかと思います。
(新しく出来た割には思ったよりも狭かったのでございます)

半年くらい前に珍しく原作を先に読でいたのですが、微妙に忘れてたりしているので
そんなに原作にとらわれず見られました。
なんといっても原作も脚本も監督も松尾ちゃんだもんね。当たり前だけど世界観は一緒です。
軽くはないです。重めですね。すべてを受け止められなかったなぁって思ったので、もう1回見に行きたい。
明日香の目線で丁寧に描かれているなぁって印象です。
彼女がODしてしまった背景の場面はちょっとつらくて涙が出ちゃいました。

■有紀ちゃん、今さらながらかわいいね!黒目でっかくて。睫毛もバサバサだぁ。
ゲロしたり、蕁麻疹出たりよごれなシーンばっかりですが、失禁もしていますし・・・(^^;
でも、かわい~よ。
アップのシーンも多いのでなおさら実感、そして相変わらずスタイルいいわ。

■病院内のことが主かなぁってイメージだったんだけど、以外にも鉄ちゃん(宮藤さん)の出番が多かったです。そして、多いと思っていたコモノがちょっとだけだった。妻夫木君はヘンな顔ですよ。

■意外と笑える場面もたくさんあります。
人なんて生きているだけでこっけいな生き物だと思う。

■小説で読むよりも視覚的にも情報が入るので、キャラ立ちがはっきりしているなぁ。だからわかりやすいです。

■病棟でのダンスはだれが振付けたんだろう?って思ってみてたら、これも松尾ちゃんでした。

■ラストは原作と違ったらしいんだけど、忘れててよく違いがわからなかった・・・(^^;
もう一回原作読んでみよう。短いからすぐ読めますよ。

■「うっとうしいってちゃんと言って」
やさしいだけじゃダメだし、そういってもやさしさも欲しい・・・よね。
リセットまでも行かないかもしれないけど、いろんな所でケリをつけるきっかけって必要なんですよ。
内容の割にはすっきりして気分になれると思います。

■映画を見に行く前に不覚にも色々雑誌を読んでしまったんだけど・・・
思ったよりも笑えたりして楽しめる場面が多かった。
だから、閉鎖的空間での演技のぶつかりあいみたいなの読んでて(そこまでいってなかったかも・・・)
もっと静かな雰囲気かなぁってイメージしていったんだけど、病棟の中は衣装を含めてわりとカラフル。

■テーマは重いけど直接的にはそうも感じさせてない?塩梅が微妙で、さすが松尾ちゃんって思ってしまいました。
今回主人公は女性だけど、これは性別関係なく自分の闇に感じられるところあると思います。