NODA・MAP 第13回公演「キル」 2007.12.22

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作・演出 野田秀樹
キャスト 妻夫木聡 広末涼子 勝村政信 高田聖子 山田まりや 村岡希美
市川しんぺー 中山祐一朗 小林勝也 高橋惠子 野田秀樹

羊の国(モンゴル)の洋服屋の息子テムジンは、父の憎しみを受け成長するが、父はファッション戦争に敗れ絶命する。そんな父の遺志を受け継いだテムジンは、祖先の名を冠したブランド「蒼き狼」による世界制覇の野望を抱き、羊毛の服で大草原のファッション界を制していく。そして、腹心・結髪の仲介で絹の国(中国)から来た娘シルクと恋に落ちるが、シルクは絹の国に連れ去られてしまう。怒ったテムジンは祖国の羊を焼き捨て、敵国に攻め入りシルクを奪い返す。やがて、妻となったシルクに息子バンリが誕生し、父と同じ宿命を背負ったテムジンは、今度は自分が息子にとって代わられる恐怖に襲われるようになる。しかし、その後も外征を続け、ついに世界制覇の夢が達成するかに見えた時、西の羊(西洋)の地から、「蒼い狼」という偽ブランドが出現し、「蒼き狼」の行く手を阻む。その制圧に遣わしたはずのバンリは消息を絶ち、新たなデザインさえも「蒼い狼」に盗まれ追い詰められるテムジンだが……。

シアターコクーン 14:00~

今回はになさんとご一緒させていただきました。
チケットとれるのギリギリでごめんねぇ~(^^;
ケッカオーライってことで・・・いいよね?

私も再演の映像をちょこっとだけ見てて、最後まで見てなかった。
実際最後まで見てなくてよかったと、生を見て思いましたけど。
うちで録画を見るのは結構大変ですよね、色々と制約が多くって。集中力もなくって。
でも、最初の30分ちょっとは録画を見てたんだけど、
妻夫木君は堤さんの台詞回し似ているなぁって、なんとなくだけど。
すくなからず影響は受けているように見受けられました。
になさんも書いいらっしゃいますが、見た人はわかると思うけど、第一声から声が枯れてて・・・
きっと稽古で枯れたろうから初日すぐに見ててもすでに枯れていたとは思うんだけど
あと1ヶ月あるので声もつかなぁって人事ながら不安になりましたね。
だからちょっと台詞が聞きづらいのは否めませんねぇ。
広末ちゃんは、思ったより背か大きい?ブッキーと変わらんって思うくらい。
妻夫木くんが大きくないのは知っているけど、
カテコで並んだらヒロスエそうでもなかったので妻夫木くん大きさがもうちょっとだったかな?
声も生で聞くとちょっと変わってて、映像もいいけど舞台も結構よかったなぁ。
やっぱカワイイ。
野田さんの身体能力のすごさには相変わらずびっくりでしたね。
なんと股割りできるんだもん。50過ぎていらっしゃるのよね、確か。
うらやましいぞ!
なんといっても勝村さん!
もちろん演技もいいし、おいしい役どころだ!さすがですね。
今回は全員見たことあるっていうか、よく見ている役者さんばっかで、
しんぺーさんや中山さん村岡さんなんか本当に贅沢な使い方ですよね。
お話自体は本当に色んなことを盛りだくさん詰め込んでて、言葉遊びも多いし
感想かけるほど消化はできていないので、スルー(苦笑)

衣装が「蒼きオオカミ」なのに後半赤じゃないですか?
なんでだろうって思ったら、最後でわかりました。
大きな布で青い空を表現するのはきれいでしたね。
NODA MAPは毎回セットがシンプルで素敵だなぁって思います。
話は変わるけど、都会はビルが多くて空がないのでさみしいです。
うちの近くもマンションが建つみたいで、場所がらそう高層じゃないとは思うけど、
今はまだ工事中だから空がよく見えて見晴らしがいいのになぁ。ブツブツ・・・
夏に実家帰ったら、近くに高いマンションがいっぱい建ってて見晴らしが悪くなってまたさみしくなりました。
駅も新幹線が通るので高層が建つらしいです。あ~あ~。

早めですが、今年の観劇はこれでおしまいです。今年もたくさん見られて幸せでした。
12月に行ったので書いてないのがあるので、書けそうだったら書くかも・・・。
初芝居は3日の国立の歌舞伎です。
鏡割りに間に合うように早起きするぞ!
菊ちゃーん!