能楽事始@国立能楽堂 2009.06.16

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友人の仕事の関係で誘ってもらって、学生対象に行われている能楽事始という能楽を知ってもらう公演に行ってきました。さすが、みんな大学生若いなぁ。浮いてたよなー(汗)

狂言「文荷」(ふみにない)
シテ 野村萬
アド 野村扇丞
小アド 野村万蔵

能 「半蔀」(はしとみ)
シテ 友枝昭世
ワキ 宝生閑
アイ 野村万蔵
中正面で初めて見ました。お能は2回目です。
最初の挨拶は、大学の先生と実行委員の方のトークだったのだけど、もうちょっと解説っぽいことをしてくれてもいいと思った。飲み屋でやってくれ的な内容が多かったので。

「半蔀」は源氏物語の夕顔の段からの演目。
ワキの人の力がお話を進める上で大きいなーと思う。
前シテと後シテはどちらも夕顔なので、ちょっとわかりにくい。
後シテが鬼とかに化けるような、わかり安い演目が見たかった。道場寺とか、土蜘蛛とか。
台詞がやっぱり聞き取れない・・・(苦笑)シテと地謡が掛け合いのように台詞を言っているのね。
今回は台本を事前にいただいたんだけど、追いながら見たほうがいいのかなー。
色々見てみるうちにわかってくるんだろうね。
拍手はしててもしなくてもいいとなんかで読んだことがあるけど、どこで終わったのかみんな戸惑ってしまっているようだった。
若いころから触れる機会があるのっていいよね。うらやましいなー。