ぼくとママの黄色い自転車  2009.08.26

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監督:河野圭太
原作:新藤冬樹「僕の行く道」(双葉社刊)
主題歌:「抱きしめて」さだまさし(ユーキャン)
出演:武井証阿部サダヲ西田尚美甲本雅裕ほっしゃん。
柄本明鈴木砂羽市毛良枝鈴木京香 他

小学3年生の大志(武井証)は、父親の一志(阿部サダヲ)と二人暮らし。そんな大志の楽しみは、パリにいる母親・琴美(鈴木京香)から毎週届く手紙であった。だがある日、大志は母親がパリではなく、瀬戸内海の小豆島にいることを知る。大志は会いたいという一心で、母親にもらった自転車に乗り、愛犬のアンを連れて家から500Kmも離れた小豆島に向かう。しかし、大志は母親は記憶を失う病を患い、愛するがために彼の前から去ったということを知る…。『子ぎつねへレン』の河野圭太監督作。主題歌は、さだまさしが務めている。

これやっている映画館少ないのね。やっていても朝イチとか。

武井証くんて「いま、会いにゆきます」の子だよね。
大志くんはママがいないのに、素直でどこまでも天使。ホントかわいいわー。
ママを訪ねて三千里じゃないけど、横浜から小豆島までの道のりで出会う大人たちの心を溶かしていく。
そして、ママに会ってしまいその姿を見たときに現実を受け入れなくて取り乱してしまう。
でも、自分が大人たちに言ってきた言葉がそのまま自分に返ってきて、成長していくんだね。
サダヲさんのパパは、実際もこんなんなのかなーっていう、ちょっと頼りないてやさしいパパ。
若年性認知症ってはやっているのか・・・任侠ヘルパーでもだし。
なんかせつないなー。
京香さんは「重力ピエロ」に続いて、悲しいママ役だな。
ラストのママとの再会のシーンはポロポロ泣いてしまいました。
子供って意外と強いんだよね。

この映画も小豆島の風景がとてもきれいだったー。
癒されるー。