御即位二十年記念 第61回正倉院展

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奈良国立博物館で行われている「御即位二十年記念 第61回正倉院展
昨年来たときに週末の夕方のほうがすいているよって言われたので、今回は5時半からのオータムレイトチケットで入場。近郊から来た入場者が引く時間なので、ちょっとすいてきて昨年よりかなり見やすかったです。ただ、1時間半しかないと思うと、少しだけ急いちゃうね。
天平へタイムとラベル~~~~~

光明皇后御書の楽毅論」
光明皇后直筆!
とても1300年近く前にかかれたものとは思えないよ!
江戸時代とかじゃないのー、と思いたくなるくらいの状態のよさです。
紙がなんだかストライプ(なかに縦にはさんですいてあるのかな?)で、珍しかったです。

「子日目利箒(ねのひのめのとぎぼうき)」
中国の制度をまねて、天皇が田んぼ耕し豊作を祈り、皇后が蚕の部屋をはいて解雇の神様をまつって織物の増産を祈る儀式があります。そのための箒。753年のお正月に使われたといいわれるもので、箒の先には金糸で巻いて枝にガラス玉がさしてあります。5個もまだ残っている。今でのその風習が残っているようで、最後の部屋には美智子皇后が養蚕を管理されている写真が飾ってありました。今でも続くってすごいですね。

伎楽面呉女・力士・金薄絵馬頭
百済から伝わったという仮面劇の伎楽面。コミカルな舞台が想像されます。
これも大仏開眼絵で使われたものらしい。

ポスターにもなっている琵琶ももちろんほかのものもすばらしかった。
来年もいくことができるかしら。
1300年祭もあることだし、来年いっぱいは、奈良奈良と言っていると思います。


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夜はならまちナイトカルチャーへ。夜が早い奈良のまち、観光客のためのイベントです。金曜日は落語。奈良にちなんだ落語が聴けました。