平城遷都1300年祭 その2 第一次大極殿


知っている人は知っているけど、平城宮跡のなかを近鉄電車が通っているのだ。
1300年祭のために、朱雀門前に新しく踏み切りが作られていました。
わりと電車が通るので、係員の人の誘導に従ってゆっくり渡りましょう!

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踏み切りを渡っていよいよ第一次大極殿へ。
過去来た時はまだまだシートをかぶっていてやっと完成した本物が見られます。
テレビやドラマやネットなんで見てはいましたけど、やはり本物はすごかったよー。
ドーン!

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入るのは向かって左手からの一方通行。

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中はこんな感じ。




















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天皇が儀式のときにお座りになる高御座(たかみくら)
南を向いています。




















四方には日本画家の上村淳之さんにより壁画が描かれています。
以前テレビでご自宅の様子を見ることができました。やっと本物が見られた。

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これは東の青龍。細かいところにも花が描かれていてきれい。

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鴟尾も展示してあった。でっかい。屋根の両はじにあるやつです。東大寺の大仏殿などにもありますよ。
火除けのまじないにしたといわれているそうです。

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大極殿からの眺め。遠くにぽつりと見えるのが朱雀門です。
どれだけ広いかわかるよね。

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テレビで見たのですが、今回の復元で国産の木材にこだわったそうです。
なんと木材だけで予算の半分以上の100億!
発掘によりどこに階段があったとかまでわかるんですって。恐るべし考古学。
それで興味深いのが、基本的に世界遺産に建物を復元するのは本当は推測が入り段階の前で止めないといけないそうなんだけど、今回は学術的検討に基づいて復元されているので、これからの世界遺産の可能性を示すことになるかもしれないと。


オススメは大極殿の入り口で天平衣装を貸して出してくれるのさ!(大極殿に向かって左手)
一時間300円でございます。
これで大極殿をウロウロできるんだって。これはしたいよねー。
この日は五位(遣唐使船よりちょっとあがったね)の衣装。
基本は着ている服の上から着られるようにちょっと大きめになっています。
お着替えするお部屋(案内してくれおねーさんもいらっしゃいます)も、コインロッカーもあるので大丈夫です。
とんちゃんはこれまたもちろん着ましたが、大極殿とかでおじさんとかにちやほやされて写真撮らせてとか言われるし、けっこういい気分よ。ウフ♪
時間がある人はおすすめ。韓国のチョゴリにも似ているかもしれんね。
後で書きますけど、体験広場の平城京なりきり体験館での天平衣装体験でも会ってしまったけど、髪型とかメイクとかかなりバッチリ用意されていらっしゃった方もいらっしゃったのを見ました。

こんな感じでうろうろできます。

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天平衣装貸し出し
実施時間/4/24~6月30日・9月1日~11月7日、9時00分~16時30分
(春季、夏季フェア期間及び4~6月までの土日祝は17時30分まで) ※天候不良時中止
定員/70名/時間

戻ってきたらちょうどあおによしパレードが行われていました。
なんか不思議なパフォーマンスだったよ。

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