モダンスイマーズ「 回転する夜 2007.4.20

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モダンスイマーズ公演「 回転する夜」

■作・演出:蓬莱竜太
■出演:古山憲太郎/津村知与支/小椋 毅/西條義将
    古川悦史 高田聖子

@新宿TEATER/TOPS 19:00~  C-5
西條さんが集客がタイヘンて言っていたけど、蓬莱さんも外部たくさん書いているし
今回は高田さん古川さんも客演だしまだチケット取れるの不思議なんだけど・・・ジャニーズのも書いてたし
セカチューに続き、「東京タワー」もかかれるみたいですね。
とんちゃんは結構オススメな劇団なんですけど。

前回の「赤木五兄弟」はストレートで見てるだけで気持ちいいお話だったけど
今回は全然テイスト違いましたねぇ。
兄弟ものってくらいかな?兄弟もの好きらしいけど。

ストーリーはまんまタイトルどおり。
舞台はノボルの部屋で彼の夢
人生の転機だったある一夜の出来事の、「たら、れば・・・」的なお話。
過去はどんなに後悔してもやり直しはきかない。
ノボルはその夜が回転してやってくる。
チャンスとして生かせるか、終わることのない悪夢なのか。
前半はちょっとずつパラレルワールドのように進行。
シンプルな演出だから、そんな混乱はしない。
現実を突きつけられたノボルを見て、こちらも心がえぐられる感じがした。
やり直しがきかないんだから、一瞬一瞬ちゃんとしないとね。
人のことばっかりうらやましがってないで、現実を受け入れてね。
被害妄想ばっかり持ってないで、自分を思ってくれている人がいるってことも。
(あ~反省)
実は、自分が気づかないだけで、自分のことを考えてくれている。
周りの人に支えられているものだ。
人に対する見方(評価)もかなり自分で偏ってみているだけかもしれない。

いつも親分的役の西條さんが今回はキャラちがいましたねぇ。
前回もヘタレ役がぴったりだった津村さんも今回も違う意味のヘタレで・・・
コンプレックスの塊みたいな屈折してて誰もが持っている甘えをよく表現していたと思う。
役者さん、みなさんお上手ですよね。
小椋さんも古山さんもかっこいいし。
紅一点の高田さんがいることで、仕事だけじゃなく好きな女性も兄に取られた感が出てて
ひねくれ感も増していましたようなきがする。

「職場で使えないとか、いじめられたりするかもしれない・・・」
「そこが、みんながいる場所なんだよ」

「働け~」
ニートに憧れている(?)というか、近い未来のアタクシには耳がイタイ・・・台詞でしたぁ・・・
アハハハハ・・・(苦笑)

片手にピストル
心に花束
唇に火の酒
背中に人生を~ ♪

ノボルを見守り、一歩踏み出そうとする彼を見送る2人の背中で終わります。
朝とともにすがすがしい。

今日は色々見たことある方が来ていらっしゃいました。
平田満さんに、昇太師匠など。あとお名前が出て来ないけど。。。(^^;

モダンも次は三鷹なんだ・・・
みんな三鷹に行くなぁ・・・流行っているの?