渋谷・コクーン歌舞伎 「三人吉三」

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行けなそうってあきらめていたんだけど、チケットが取れることになり
微妙に出費もきびしいなぁと思いつつ、受け取ってみれば平場の前方センター通路側でテンション上がり気味。
コクーンならではの一体感を楽しむことが出来ました。

三人吉三」は初めて見たけど、ストーリーは普通についていけました。
幕開きすぐに本物のワンちゃんが舞台を横断。
ちゃんと迷わずくんれんされているのねぇ。
役者さんが真横を通る。コクーンならでは。
客席の間を分け入って歩いたり。
ただ深刻なシーンでやってしまうとそっちのほうに関心が行ってしまって、笑いが起きて役者さんにしてみればちょっとソンなんじゃないかと思ってしまった。
ちょうど真横で役者さんが止まるので、さわっちゃったりできちゃうよ。(しないけど)
お嬢が横に来たときは香を焚き染めたようないいにおいがしたよ。
大詰めの雪の中の立ち回りは、コクーンてこんなに奥行きがあったっけという感じで
しんしんと降る雪と人物の描写が生で舞台を見ていないような、ちょっと映像っぽく見えて
とても幻想的だった。
どうやったらあんなに繊細に雪を降らせられるのかと思っていたら、和紙を細かく切っていたのね。
バックにもたくさん入っていたわ。毎日お掃除大変だろうなぁ。
カーテンコールで幕が開くや、いっきなり全員スタオペにはちょっとびっくりした。

今回平場に出世したんだけど、後ろのほうで見るのとはちがうものだった。
いす席を同額ってどうなもんなの?
平場に座ってはじめてわかった、この距離感がコクーンなんだって。
いや~こんなんだともう上で見られないよ。こまったわん。∪・ω・∪

今日は客席が豪華だった。
森光子、和田アキ子、高橋克美、大沢健。もっと探せば、もっといたんだろうなぁ。
みんな森さんに挨拶に行っていた。しかし、森さんは若い、近くでみたけどお肌もきれい。年々若くなっていくような気がする~。不思議だわ。是非その秘訣を聞きたいわぁ。