サマーウォーズ  2009.08.12

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監督:細田守
脚本:奥寺佐渡

世界中で10億人もの人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。夏休み中にOZのメンテナンスのアルバイトをしていた高校生の小磯健二は、憧れの篠原夏希先輩から2人で一緒に夏希の田舎(長野県上田市)に行くというアルバイトを頼まれる。

気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家・陣内(じんのうち)家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。

幸い、栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えた。だが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と勘違いして解いてしまう。それは仮想世界OZを崩壊させ、現実世界までも混乱させる大事件の幕開けだった。

10日に見に行こうと思ったら、次の次の回まで売り切れだったので、リベンジ!
これうちのほうじゃなやっていないのよね。
昼間友人宅に行ってその近所のシネコンでやっていたので、帰りに行ってきました。
ちゃんと行く前にネットでとりましたよ。

オープニングでいかにもアニメっぽいキャラクターが出てきたので、??? 
結局、OZ世界のキングカズマのアバターだったんだけど、違和感あるかなーと思ったけど、全然平気だった。
田舎ののんびりした風景と仮想世界が絵的におもしろい対比になっていた。

OZという仮想世界。すごいね。こわいね。
もうすぐこんな時代が来るんだろうか・・・
ネットなしでは生活できない体になっているので、そう遠くないのかもしれないな・・・うーん。
それと反対の、陣内家。
栄おばあちゃんが大活躍!かっこよかったなー。
中盤でおばあちゃんが死んじゃって、びっくりしたー。どうなってしまうんだろう。
実は生き返るんじゃ・・・と淡い期待もよぎりましたが、そんなこともなく・・・涙
いままで栄おばあちゃんに頼っていた家族たちが団結して、
それぞれ携帯やDSもってモニターに挑んでいるのはほほえましくもあり
OZの世界での緊迫した場面とギャップがあっておもしろかった。
アバターも個性的だったね。
健二君も侘助も陣内家のみんなもそうだど、カズマくんが一番成長したみたいだね。
がんばれおにいちゃん!

田舎の風景サイコー!
とんちゃんも田舎の夏を味わってみたいなー。


昨年の「ハッピーフライト」なんかを見ても思ったんだけど、今はシステムに頼りすぎているなと思う。
ダウンしちゃったら、全部だめーみたいな。
現場ではシステムが使えないおじさまはちょっと肩身がせまかったりもするんだろうけど、
トラブルが起こったときは、長年の感と経験、人脈なんかがものをいうんだよね。
そういう人たちがいなくなってしまったときに、どうなってしまうんだろうか。
あながちこれからの社会構造なんかも暗示しているんじゃないかと思う。
便利だけど頼りすぎちゃいかんなと思った。